歩く効用のおさらい(その2)

いまさらながらの「歩く効用」をもうひとつ。
効用は下に紹介する記事のように箇条書きにもできますが、要点は「歩くこと」は「人間であること」の証しであること。
人類は2足歩行をするようになり、手を使い、脳を発達させてきました。
長い年月をかけて、人間の心身は、「歩く」ことで生じる内外の刺激を受けることで健全なバランスを保つように作り込まれてきたのです。
あなたの心と体は、「歩く」リズムを欲しがっていると思いますよ!

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外を歩くことで得られる、驚くべき9つの健康効果
2018年4月7日 MYLOHASカラダ・食・マインドを整える
https://www.mylohas.net/2018/04/165117walking_outside.html

ウォーキングをはじめて間もない人も、歩数を記録してしばらくたつ人も、外を歩くことの健康メリットを意識することは、歩くモチベーションになるはずです。実はこういったモチベーションのほうが、体重を減らすなどの外的なモチベーションよりも強力かもしれません。

外を歩くメリット
どんなメリットがあるかあまりよく知らないという人も、外を歩くメリットのリストを読めば、すぐにでもウォーキングに出かけたくなるはずです。

1. ずっとしあわせになる・・・・

【以下略 冒頭のみ引用紹介】


posted by tomi at 06:18Comment(0)楽しく歩く工夫

歩く効用のおさらい(その1)

新しい春を“歩き始めた”方も多いと思いますが、ぜひ交通安全でとお願いするとともに、いまさらですが「歩く効用」をおさらいしようと関連記事を紹介いたします。

万歩計があるくらいで、「1万歩」は大目標なのだとは思いますが、「健康のためにはもっと少なくていいよ」という、私のような軟弱者には嬉しいニュースです。
ただ歩数を稼ぐのではなく、どういう点に気を付けて歩くかを解説してくれているのが良いですね。

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「1日最大8千歩」で病気予防に!歩くのはなぜ体にいいのか
2018年02月19日 女性自身
https://jisin.jp/serial/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88/healty/32906

「健康増進のためには『毎日1万歩のウオーキング』が推奨されていましたが、これは間違いということがわかりました。1万歩はヤセたい人のための目安で、これ以上の歩行はむしろ免疫力が低下し、病気になりやすくなります。病気予防のためには毎日8,000歩で十分。でも、そのうち20分を速歩きにする必要があります」

そう語るのは、『あらゆる病気は歩くだけで治る!』(SB新書)の著者で、東京都健康長寿医療センター研究所「社会参加と地域保健研究チーム」の専門副部長・青柳幸利先生。長年にわたる“歩行と長寿の関係”の研究から“1日8,000歩を歩き、うち20分を速歩きしている人”は病気になりにくいことが判明した。

【以下略 冒頭のみ引用紹介】

posted by tomi at 05:36Comment(0)楽しく歩く工夫

歩いて「不便益」

便利すぎる世の中、不便なことにもメリットがあると見直す動きが「不便益」。
加えて私、「便利には落とし穴がある」を座右の銘にしております。
自動車の便利を享受することで、私たちが失うものは? 被る害は?
自動車に乗らず、あえて歩くというのも、ひとつの「不便益」活動かと。
そのメリットは? 人間力の回復でしょう!

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「不便」の効用とは 居眠り運転防止に、記憶力回復にも
2017年9月17日 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASK9F6VD8K9FUPQJ00C.html


 いまよりさらに便利になると、引き換えに自分が何かを失うと感じますか? 社会はよい方向に変わりますか? それとも悪い方向に? そんなアンケートに寄せられた声から、社会の変化について触れた意見の一部を紹介します。「便利すぎる」とともに、耳にするようになった「不便益」って? その研究者に話を聞きました。

■工夫する能力 落ちる
いまよりさらに便利になったとき、社会はどのように変わるのでしょうか。届いた声の一部です。

●「自ら評価し判断し、苦労し工夫して段取りをする能力が知らず知らず低下していく。手間がかかること、複雑なことを避けるようになり、本当に必要なものが何だったかを理解せずに便利なものに刹那(せつな)的、衝動的に飛びついていく。汗をかくこと、熟考すること、人とのコミュニケーションや実際に自ら動いて現場に向かうことなどを嫌うようになり、すぐに便利さを追求する姿はあまりにも哀れでは」(埼玉県・60代男性)

●「例えばお掃除ロボットは便利で欲しいですが、自分の体を動かして部屋をきれいにした後の達成感や爽快感は味わえない。心底不便だと感じた時、自分の頭脳をフル回転させ工夫して自力で何とかしようとするのが、私は楽しいと感じている。『感謝』という言葉が死語になりそうで怖いですね」(埼玉県・40代女性)

●「人に頼らずに何でもできてしまう社会は、人とのかかわりあいを煩わしいと思うようになっていきます。すでに電車内でスマートフォンばかり見ている人々は、目の前にいる人が、お年寄りか、妊婦さんか、席を必要としているのか、など気にもせず、画面に見入って自分の世界を楽しむばかりです。自分が子供のころと比べて、思いやりのない人が増えてきていると感じてます。誰がこどもたちに気さくに話しかけてあげるんだろうと、未来を憂えます。思いやりやあたたかさが今後さらに、社会からなくなっていってしまうのでは」(東京都・30代女性)

●「身近な例だと、パソコンやタッチパネルのキーボードに慣れて漢字の読み書きを忘れがちになる。便利になることは享受する傍らで良くも悪くもこれまでの価値観や積み重ねてきた技術や知識をひそかに捨てていることにもなっているのではないでしょうか」(沖縄県・30代男性)

●「先日、勤めている施設でほんの1時間停電があった。クーラーと水回りがとまった。たったそれだけのことで、とても大変でしかもイライラもした。便利に慣れすぎて、それを当然と思ってはいけないことを学べた。こういう機会も必要だろうと思う」(和歌山県・40代女性)

■働き手不足解消の面も
 「先日、出先で車のタイヤがパンクしました。保険についている無料ロードサービスに携帯から連絡をし、保険会社が出先に近い修理会社に連絡をしてくれ、しばらくしたら、修理の人が来て、スペアタイヤと交換をしてくれました。私は、そのパンクしたタイヤを、オートバックスに持ち込んで修理してもらい(年間会員になっていたので無料)、スペアタイヤと交換してもらい帰途に就きました。その時、なんて便利な世の中なんだろうと感動しました。自分の手を汚さずにすべて他人にしてもらった。お金さえ払っていれば自分は電話1本で事なきを得る。これがよいことなのか悪いことなのか。家に帰り子供に『便利な世の中になったなー』と語りました」(岡山県・40代女性)

●「人間の欲望を充足するために技術が進化することを止められない。欲望(ニーズ)には個人差、バラツキがあり、人によって便利かそうでないかの感じ方は異なるが、人類にとってはおおむね技術革新は良い方向に進むことは人類誕生以降の歴史が証明している。儒教的、道徳的な判断はやめて、素直な気持ちで自分にとって便利かどうかを評価するのが自然な在り方。嫌なら使わないこと」(大阪府・60代男性)

●「経済効率や快適な生活を求めて、利便性を追求した結果として現在の生活がある。それは先人たちの努力のたまものであることに疑いはないと思います。でも、時々聞こえる『あの頃は良かった』は事実として、本当に良さそうに聞こえてくる。聞こえてだけなのか、事実なのかはもはや分からないけども。『やってみよう』と新しいものを受け入れ、使いこなすことはすごく大切なこと。でも、それに振り回されずに、古くなってしまったものの良さを忘れない人間でいたい」(東京都・30代男性)

●「『便利すぎる?社会の行方』。これこそが未来を占うキーワードのように思います。不便な時代には、働く時間の多くを、移動する時間、待つ時間、調べる時間などに費やしていた。それらが7割で、本当に働く時間は3割だろうか。これからの時代、そのようなコストが無くなり、3割の時間を働けば豊かな生活が出来るようになる。しかし、そのような流れに乗れない職業に就く人達は、時間の多くを作業する時間で過ごす。働き方の二極分離が生じると思う」(東京都・60代男性)

●「インターネットの普及により、ITや語学のハードルが格段に下がりました。ネット上からいくらでもサンプルプログラムやネイティブ表現が手に入るからです。技術の習得にお金をかける必要がなくなってきているため、決して高嶺(たかね)の花ではありません。知識を提供するだけのコンテンツやビジネスを新たに立ち上げる意味は、既に失われました。単なる知識なら検索すれば分かるからです。今後は自分なりの意見を織り交ぜつつ発信することがより重要になり、むしろ考える力を要求されます。それが良いことかどうかは人によるでしょうけど」(長野県・30代男性)

●「人間のする仕事がどんどん減っていくと思う。今日スーパーに行った際、レジ打ちを従業員がやり、支払いは機械だった。いずれすべて機械で行われるだろう。さらに、あらゆることが機械で行われることで人と関わる機会が減っていくかもしれない。しかし、日本は現在人口減少傾向にあるため、働き手不足を解消するために良い策となるというポジティブな面も考えられる」(神奈川県・20代女性)

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■マイナス面 手間加え解消 
平岡敏洋・京都大学大学院情報学研究科助教

 便利さの中に、不便を組み込む研究をしている京都大学助教の平岡敏洋さんに、不便の効用について聞きました。
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 自動車の運転支援システムを中心に研究しています。安全運転の課題に居眠り運転があります。運転者の目の動きなどを測り、居眠りしそうになったら警報を出す検知システムが長く研究されてきました。でも検知精度は100%ではないし、警報を鳴らされれば『眠いのは自分が一番わかっている!』と煩わしく感じますよね。

 そこで、居眠り検知システムにゲームの要素を導入しました。運転者の眠気を感知したら、ライオンか猫の声を、前後左右いずれかのスピーカーから流します。運転者はライオンの声が聞こえた時だけ、音の出たスピーカーの方に頭を傾けます。猫の声に反応してはいけません。点数をフィードバックし、点数を上げる意欲を高めるようにしました。結果は、警報を鳴らす従来の仕組みより覚醒度が上がるだけでなく、誤検知があっても煩わしさをあまり感じなくなりました。このゲームは動物の声が一度も流れない、つまり眠気が検知されない時が最も得点が高くなるように設計しています。

 この実験は単調な道路を運転する状況で行いましたが、近年注目されている自動運転機能が作動している時にも有効だと思います。自動運転という便利に、ゲームという「手足を動かしたり、頭を使ったりして手間がかかること」、つまり不便を持ち込むことで、安全という益がもたらされます。

 手間をかけることで、便利さによって能力が下がるのを防いだり、新たな能力や「やればできる」など自己肯定感が得られたりすることを、不便の益、「不便益」と呼んでいます。断っておきますが、便利なものはよくない、昔に帰れ、みたいな懐古趣味ではありません。便利は便利で徹底的に追求し、より便利なもの・ことを目指すべきだと考えています。

 山口県の介護施設「夢のみずうみ村」は、階段や長いスロープをわざと設置しています。便利な「バリアフリー」ならぬ不便な「バリアアリー」で、お年寄りの体力低下を防いでいます。「村内通貨」を使った賭け事が盛んで、利用者は頭を使わざるを得ず、要介護度が下がりました。体と頭を使う手間がもたらす不便益の好例です。

 私はキーボードを打つのが速く会話に遅れることがありません。議事録は会議直後にメールで送り共有します。後で検索するのも容易で、とても便利です。でも、いつしか簡単な漢字すら書けなくなり、スマホで調べるようになりました。漢字を記憶する能力が減退した「便利害」ですね。そこで今は電子ペーパーに手書きしています。手書きという手間をかけることで、漢字を記憶し、会議の内容も前より覚えているようになりました。私にとっての不便益です。

 漢字を忘れても辞書を引けばいいから害とまでは言えないという人もいます。要は、便利と不便は相対的なだけでなく、人によって感じ方も違うのです。便利害とか不便益を考える際に気を付けないといけないポイントの一つです。

 世の中が便利になる流れを変えることはできないでしょう。しかし、便利になることで失われた益、生まれた害があるならば、手間がかかるように「再設計」することで、益を取り戻し、害を減らす。不便益の研究は、便利になった生活の在り方を考え直すきっかけになると考えています。
     ◇

 便利さのとらえ方は立場や価値観によって多様でした。便利になる流れは止めようもありません。さおさしてその流れに乗りつつも、流されてしまわない生き方はあるのか。その先にある社会のあり方でいいのか。しばし歩みを止め、考える時間を持ちたいものです。


posted by tomi at 05:04Comment(0)楽しく歩く工夫

木に会いに行く

誰かに会いに行くということは、「出掛けること」「歩くこと」の原動力になります。
出会いに期待を膨らませながら、自分の足でてくてくと。
「誰か」はべつに人間でなくても良いのですね。

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<東京人>聖地を歩く 心打つ 巨木の生命力
2017年12月24日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201712/CK2017122402000127.html


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(港区元麻布の善福寺境内にある逆さイチョウ。江戸東京の歴史を見続けてきた)

 超高層ビルなど巨大な人工物に囲まれた大都市東京は、自然には恵まれていないと多くの人が思っていることでしょう。しかしよく探すと、二十三区内にも驚くような巨木がたくさんあります。いつもの通勤路を外れて、そんな木に出合いませんか。人間が大きな自然の一部であることを体感できるかもしれません。

 例えば、文京区本郷一丁目の閑静な通りに突如そそり立つ「本郷弓町のクスノキ」。旗本屋敷が並び弓町と呼ばれた一角で、江戸時代から有名な巨木でした。幹周り八メートル、樹高二十メートル。樹齢は六百年といいます。根元が盛り上がり変形するクスノキが多い中、この木は美しく力強い末広がりで根を下ろしています。その威厳に圧倒されると同時に、中層のビル街で「よくぞ残った」と、感動を覚えます。

 残ったと言えば、「善福寺の逆さイチョウ」。港区元麻布一丁目の善福寺境内にあり、八百年前に訪れた親鸞聖人が地に刺した杖(つえ)から育ったと言います。この木も江戸時代から「杖銀杏(いちょう)」と呼ばれ有名でしたが、空襲で焼けてしまいます。

 ところが見事に復活し、樹高二十メートルほどに回復しました。幹周りは十メートル以上。近づくと痛々しい焼け跡はありますが、苦難をものともせず青々と茂る夏や、黄金色に葉が輝く晩秋には、その生命力に打たれます。

 ほかにもさまざまな歴史を背負った巨木が都内には数多くあります。ぜひ皆さんの足で巨木探訪に出かけてください。 (黒田涼)
   ◇
 詳しくは、「東京人」1月号52ページ「巨木列伝 黒田涼」で。



posted by tomi at 07:42Comment(0)楽しく歩く工夫

運動で“脳力”アップ ただ歩くだけでも効果はある

「歩く」効用を勧める記事の紹介です。
年末年始のお休みに、いくぶん自動車通行量が減った道をゆったり歩いてみてはいかがでしょうか。
新年の健康生活へのきっかけにも。

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運動で“脳力”アップ ただ歩くだけでも効果はある
2017年12月08日 日刊ゲンダイ ヘルスケア+
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/219064

 年齢とともに増える物忘れ。その要因のひとつは、誤った生活習慣の蓄積だ。物忘れや認知症を遠ざける生活習慣とは? 米山公啓先生(米山医院院長)に聞いた。

「定期的な運動が認知症予防になることは、さまざまな研究で明らかになっています。特別な運動をせず、ただ歩くだけでも効果があります」

 たとえば、65歳以上の9000人を対象にした調査。「週3回以上、歩くよりハードな運動をする」「週3回以上、歩く程度の運動をする」「運動をしない」の3群では、運動強度が高いほど認知症発症率が低かった。5年間継続した結果であることから、続けることの重要さがわかる。

「ウオーキングをするなら、毎日決まったコースを歩くより、なるべく遠いところに足を延ばすのがお勧めです。歩く距離が延びるし、知らない景色を見れば脳に良い刺激を与えられます」(米山医師)

 旅先で見知らぬ町を歩き回るのもいい。ウオーキングに限らず、好きなスポーツをするのももちろん有効だ。

 くどうちあき脳神経外科クリニックの工藤千秋院長は、さらに効果的な運動のやり方を教えてくれた。

「1日30~40分、デュアルファンクション(2系統の働き)を行うことが、脳にとって非常に有効だといわれています。単に体を動かすだけでなく、もうひとつ別の動きを加えるのです」

 たとえば、散歩をしながら歌を口ずさむ。脳内の歌詞を記憶する部分、音程をとる部分、喉を動かす部分が同時に動きだすため、単に手足を動かすだけより脳が活発に働き、活性化する。

 口に出すのが恥ずかしければ、頭の中で歌うのもいい。ただし、転ばないよう足元にご注意を。