毎日新聞・柳田邦男の深呼吸「安全文化が不在の重大事」

毎日新聞掲載のコラム「柳田邦男の深呼吸」(2016/06/25)をご紹介します。

東京電力による炉心溶融隠蔽という事例から、「組織事故」という概念を説いています。
それはそれで勉強になりましたが、クルマ社会における自動車による被害を考えると、「社会事故」「社会災害」と言うべきレベルになっていると思われます。

(以下の画像資料はクリックしていくと拡大して見ることができます。)
20160625yanagita-mainichi.jpg


posted by tomi at 21:14Comment(0)日記(雑感)

求ム。国会議員候補。

以下の諸課題に対する理解を持ち、その解決に向けて真摯な努力を惜しまない、国民の代表としての自覚を持った者の立候補を期待します。
◆歩行者・自転車の通行環境を確保・改善し、真に人間優先の交通安全政策を展開し、交通事故死傷者ゼロをめざす。
◆自動車に過度に依存することなく交通弱者が地域生活を営めるよう、バス・鉄道をはじめとする公共交通を整備し、“まち、むら”の機能の再生を図る。
◆際限の無い道路建設をやめ、自動車関連税は交通安全設備や道路公害補償の財源として用い、真に持続可能な交通経済を形成する。
◆地球環境問題に配慮し、自動車による多大な環境負荷を低減するため、自動車の小型化と台数の抑制を実施する。
◆運輸に携わる労働者の劣悪な労働環境を改善し、運輸業務を安全に遂行する人材を育て、国民生活の安全安心を支える。
◆自動車運転免許の交付は現行制度を根本的に見直して、運転者としての責務を自覚するよう十分な教育・訓練を実施し、交付対象者の運転適格を厳正に見極める有効な制度とし、危険運転をするような者には万が一にも自動車運転を認めることがないようにする。


posted by tomi at 21:29Comment(0)提言・提案

ITARDA交通事故分析レポート「特集・子供の歩行中の事故」

ITARDA(交通事故総合分析センター)が発行している交通事故分析レポートNo.116は「特集・子供の歩行中の事故」です。
http://www.itarda.or.jp/itardainfomation/info116.pdf

info116Page1-2.jpeg

このレポートの最初のグラフ! 7歳での歩行中死傷者数の鋭いピーク!
これが私たちが生きる「クルマ社会」です。
小学校に入り、親から離れて道路を行き来するようになる(歩行または自転車で)、その時期を生き残れるかどうかが、この「クルマ社会」における生存の一つの関門になっているという事実です。

レポートの最後はこのように述べられています。
「7歳に掛けて死傷者数が増加したということは、その裏には事故に至らなかった数多くの危険な状況があったと思います。そして7歳を過ぎても登下校の頻度や外で遊ぶ機会は変わらないにもかかわらず死傷者数が減少したということは、子供自身が危険な状況に遭遇し、その経験を通してどのような行動が危険なのかを学んだことで、死傷者数が減少しているということなのかもしれません。
もしこの仮説が正しいとすると、小学校に入学するまでに一人で安全に行動できるように、これまで以上にしっかりと準備をしておく必要があるのではないでしょうか。・・・(中略)・・・
“小学校に入学してから”ではなく、“小学校に入学するまでに”、できるだけ時間をかけて交通安全指導を積み重ねておくことで、歩行中の交通事故による死傷者数の“7歳児のピーク”を小さくすることができるのではないでしょうか。」
もっともなご忠告です。

しかしこのレポートは、私たちの生きている社会がそのような淘汰を前提としている「クルマ社会」であることは明言せず、ただ子どもたちに対して「クルマ社会」を生き延びる「資格」を身に着けることを求めているわけです。
そう考えると、このレポートはずいぶんドラスティックな内容です。
うがったことを言いますと、クルマ社会の管理者側から民への“お告げ”のようにも読めます。

もちろん人の親であれば、この世が「クルマ社会」であろうと、自分の子が適応し生き続けていけるように育てるのは当然です。
しかし社会の運営を担っている大人としては、まずレポート頭書のグラフを見た途端に、自らの社会の病理に衝撃を受けるのが正常な感覚ではありませんか?

“7歳児のピーク”を小さくすることは、7歳児みずからの命を懸けた努力によるべきものなのでしょうか。
親がすべきことは「自動車に気をつけて」と子どもに言い聞かせることしかないのでしょうか。
世の中の大人は、自分たちがどのような社会を形成しているのか省みる必要はないのでしょうか。

posted by tomi at 07:15Comment(1)資料・データ

制限速度時速30キロは誰のためなのか?

私がつねづね疑問に思っていたことを facebook で指摘された方がいましたので、紹介させていただきます。
「ゾーン30」って本当に歩行者のためなんでしょうか?
歩行者の安全を優先するならば、生活道路では時速20キロ制限とか時速10キロ制限でいいと思います。

---------(以下facebook記事の紹介)-----------
"一般道路の最低の制限速度は時速30km!あまりに酷いですよね!"
https://www.facebook.com/yukio.oguri/posts/1058963804183687

posted by tomi at 12:32Comment(6)ゾーン30

クルマ社会を問い直す会 総会と講演会のお知らせ

クルマ社会を問い直す会
第22回2016年度総会 と 講演会

2016年4月16日(土)
12:30~15:00 総会
15:30~17:30 講演会
18:00~19:50 懇親会

講演会
「なぜ止まぬ道路建設 高速と都市計画道路」
講師・橋本良仁さん

日本の道路建設は自民党が政権に復帰して以来、ますます臆面もなく推し進められている状況です。東京都内での都市計画道路も防災を口実に、遮二無二建設されようとしています。
ところが新聞報道などでしか知らない私たち一般国民には、日本の道路建設の全貌は容易に見渡すことが出来ません。
そこで圏央道の建設に反対する活動を長く続けてこられた橋本良仁さんに、東京の都市計画道路と日本の高速道路建設をテーマに講演をして頂きます。
橋本良仁さんには2010年4月、当会の総会時に「日本にまだ道路は必要か-圏央道・八王子での経験から学ぶ」と題する講演をして頂いており、再度、御登壇願うことになります。
皆様にも奮ってご参加頂き、議論を盛り上げてくださいますようお願いいたします。

☆ 講演会には会員以外の方の参加も歓迎いたします。

会場:北沢区民会館「北沢タウンホール」 二階第一集会室
東京都世田谷区北沢2-8-18
[交通]
小田急線・京王井の頭線 下北沢駅南口徒歩5分

参加費:無料(懇親会は実費)

map.jpg