都会の道路ウォーキング、健康効果ほとんどない?

「歩く」関連情報の紹介です。

これは、「歩く」こと自体がムダと言っているのではなくて、歩く場所を考えないと、せっかくのウォーキングエクササイズの効果が排気ガス等による被害と相殺されてしまうよ、という警告のようです。
熱心に歩いたことが、せっせと自動車の排気ガスを体内に取り込むことになっていた、なんてことにならないように注意しましょう。
そうしてみると、自動車を減らす「運動」は、健康づくり効果が期待できそうです。

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都会の道路ウォーキング、健康効果ほとんどない? 英研究
2017年12月6日 CNN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/fringe/35111507.html


(写真)「緑の多い場所や公園で運動場所を見つけられなければ、屋内で運動した方が良さそうだ」とチャン氏は助言している

(CNN) 交通量が多い都会の道路を長時間歩くウォーキングをしても、健康効果はほとんどない――。英国の研究チームが5日の医学誌ランセットにそんな研究結果を発表した。
インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは主に60歳以上の人を対象に、ロンドン市内の排ガスが多い道路沿いでウォーキングをした場合と、公園でウォーキングした場合の健康効果を比較した。
その結果、公園の方が健康効果が高かったのはもちろん、道路でのウォーキングには、心臓や呼吸器の健康を増進させる効果はほとんどないことが分かった。これは、排ガスにさらされることによって、運動が心肺機能を増進させる効果が妨げられるためだという。
「歩く時は気道が広がり、血管が拡張して、その効果は数日間続く。だが大気汚染がひどい場所では、そうした作用がずっと小さくなり、運動の効果はほとんどなくなる」。インペリアル・カレッジ・ロンドンのファン・チャン氏はそう解説する。「汚染のひどい場所で運動すると、吸い込む空気が増え、肺に到達する粒子やガスが増える」
調査では60歳以上の119人を健康状態によって3グループに分け、ロンドン中心部の繁華街にあるオックスフォード・ストリートと、1.6キロほど離れた公園ハイドパークでウォーキングしてもらった。
オックスフォード・ストリートを通行できる車両は、主にディーゼル燃料を使うバスとタクシーに限られる。ロンドンの大気汚染は2017年に入ってわずか5日で規制値を超えていた。
ハイドパークでウォーキングした人は全員が、肺機能の改善や動脈硬化の改善といった効果が、最大で運動後26時間継続した。

一方、オックスフォード・ストリートを歩いた人は、肺機能はわずかしか改善せず、動脈は硬化が進んでいた。これはディーゼル車が排出する二酸化炭素や微小粒子状物質を吸い込んだことが原因と思われる。

(写真)幅広い年齢層を対象にした別の調査では、大気汚染が深刻な場所で行っても運動効果はあるとも報告されている

特に慢性閉塞性肺疾患を抱える人がオックスフォード・ストリートを歩くと、気道が狭くなって動脈硬化が進むことが判明。咳やたんの増加、息切れなどを訴える人も多かった。
「緑の多い場所や公園で運動場所を見つけられなければ、屋内で運動した方が良さそうだ」とチャン氏は助言している。
ただ、幅広い年齢層を対象にした別の調査では、大気汚染が深刻な場所で行っても運動効果はあるとも報告されている。

posted by tomi at 03:46Comment(0)関連ニュース

「聖地」へは歩いて行こう

東京新聞での<東京人>記事の紹介の紹介です。
用事や通勤通学で行き来するばかりでなく、自分の気持ちが安らぐ「聖地」を訪れる時を持てるのは良いですね。
「マイ聖地」への巡礼は、やはり歩いて行きたいものです。

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<東京人>聖地を歩く どこにも誰にでも
2017年12月3日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201712/CK2017120302000113.html


 「東京人」編集部のオフィスは、「東京のお伊勢さま」で知られる東京大神宮(千代田区富士見)の裏にあります。平日の昼間でも、縁結びを願う若い人たちの姿が絶えません。中には毎日の習慣なのか、鳥居の前で静かに手を合わせてから先を急ぐ人もいます。
 日本全国の神社の数は約八万社で、コンビニの約五万店をはるかに超えています。近年、テレビや映画、アニメに登場した場所を訪ねる「聖地巡礼」がブームとなり、おかげで参拝客が増えた神社も数多くあります。絵馬やお守りを工夫するなど、神社もビジネスセンスが問われる時代になりました。
 「聖地を成立させるのはメディア。その場所を巡る物語がたくさんの人に共有されると聖地になる」と解説するのは、宗教学・観光社会学を専門とする北海道大学准教授の岡本亮輔さん。作家の加門七海さんは「あなたのパワースポットはどこですか?と聞くと、『パチンコ屋』『デパート』と答える人もいる」。コラムニストの辛酸なめ子さんは「新しい商業施設は生きる原動力にもなる物欲的パワースポット」とエッセーでつづります。
 心が落ち着き、清らかな気持ちになったり、明日への活力が得られたりする「聖地」は、社寺以外にもあります。自分だけの「マイ聖地」を持っている人は、案外多いのではないでしょうか。次週からは「徳川将軍家」「湧水」「巨木」など、土地の歴史や人々の暮らしにある「聖地」を紹介します。 (「東京人」副編集長・田中紀子)
     ◇
 「都市を味わい、都市を批評し、都市を創る」をキャッチコピーに掲げる月刊誌「東京人」の編集部から、原則毎週日曜日に都内各地の情報をお届けします。
 詳しくは、「東京人」1月号20ページ「座談会『聖地』は、どう生まれ、どう広がっていくか 泉麻人×加門七海×岡本亮輔」で。
 【1月号主な内容】江戸の「聖」と「俗」 竹内誠▽物欲は「聖地」に宿る 辛酸なめ子▽アニメと巡礼 北村弥生▽鉄道と社寺参詣 平山昇▽ご利益神社おすすめ15選



posted by tomi at 05:30Comment(0)楽しく歩く工夫

スポーツ庁「歩く」推奨プロジェクトでアプリ開発

スポーツ庁の施策紹介のニュースです。
「歩く」ことでポイントが得られるスマホアプリは既に各種存在するようですが、このたびスポーツ庁も「歩く」推奨にアプリを活用するということですね。
「歩く」推奨は基本的に良いと思うのですが、なんだ、ここでもスマホ依存か?という感もあります。“今どき”は何でもこうなるのでしょうか。
ちょっと心配なのはポケモンGOと同様に、“ながら”歩きを誘発する恐れがあるんじゃないかということ。
また、これらのアプリの運営には企業が介在するようですが、利用者の位置情報など行動データを吸い上げるようになっており、結局は商業活動に利用されるのか?ということで、「何のためのアプリか」少々釈然としない部分もあります。

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「歩く」でクーポン獲得 運動定着へアプリ開発
2017.11.27 SANSPO.COM
http://www.sanspo.com/sports/news/20171127/spo17112716120006-n1.html


 スポーツ庁などが来年3月から官民連携で本格的に実施する「歩く」ことの推奨プロジェクトで、歩数に応じて飲食店やコンビニエンスストア、スポーツ衣料品店などのクーポンがもらえるスマートフォンの専用アプリが開発される見通しとなった。27日に開かれた国のスポーツ審議会の健康スポーツ部会で報告された。

 プロジェクトにはスポーツ実施率が低い20~40代の働く世代に運動する習慣を定着させる狙いがある。スポーツ庁は「国民運動」として定着させたいとしており、1日8000歩を目標に、スニーカーでの通勤も奨励する。アプリでは全国で取り組みを身近に感じてもらえるよう、約50のご当地の「ゆるキャラ」を活用したゲーム機能も備える予定。

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スポーツ庁のホームページ
“歩く”をもっと“楽しく”『FUN+WALK PROJECT』開始
http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/29/10/1396838.htm


posted by tomi at 09:29Comment(0)楽しく歩く工夫

安全なはずの横断歩道で相次ぐ事故

富山県チューリップテレビの報道の紹介です。
これは県内ニュースという形ではありますが、安全なはずの横断歩道で相次ぐ事故は、他県・他所でも続発しているところです。
自動車は、横断歩道へは「一時停止できる構え」で接近するはずですよね。
横断歩道端に人がいれば、自動車は一時停止しなければなりません。
横断歩道にいる歩行者を守るどころか、轢いてしまうとはどういうことなのでしょう!
これら事故についての対策は、やはり警察が事態を放置しないこと、法を徹底することが大切だと思います。
(同じく気になるのは、自転車による信号無視多発の実態です。これは信号無視によって横断歩道を侵していますからね。)

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相次ぐ横断歩道での事故 歩行者妨害の取り締まり強化
2017年11月27日 富山県チューリップテレビ
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20171127154549


 今回の事故もそうですが最近、安全なはずの横断歩道を渡っていて、命を落としたり、けがをしたりする交通事故が県内で相次いでいます。
 こうした状況を受けて、県警は、横断歩道を渡る歩行者への妨害行為をする車の取り締りの強化に乗り出しました。
 「事故が多くなるこの季節。県警が交通死亡事故の防止に向け、強化しているのが横断歩行者妨害の取締りです」(梶谷記者)

 横断歩行者妨害とは、横断歩道を歩行者が渡ろうとしているにもかかわらず、車が停止しない違反のことで違反した場合は、2点の減点と反則金が科せられます。
 27日朝、県庁前の市道で、車の交通量が多い朝の通勤ラッシュ時に県警が取り締りを行いました。
 取り締りでは、歩行者が横断歩道を渡ろうしているにもかかわらず、一時停止しようとせずに進むドライバーを呼び止め警察官が警告していました。
 県内では、先週、4人が亡くなる事故が起きていて、そのうちの2人が横断歩道を渡っていた高齢者でした。
 また、25日には、富山市の交差点で、横断歩道を渡っていた、高齢の女性がひき逃げされ、重傷を負う事件も起きています。
 27日朝の取り締まりで摘発されたドライバーはいませんでしたが今年、横断歩行者妨害による摘発件数は10月末現在で611件と去年の同じ時期に比べおよそ6倍に増えています。
 県警は、年末にかけて、日没が早くなり、夜間の事故が増える傾向にあることから、ライトの切り替えや反射材を配るなどして、事故防止策を強化する方針です。

posted by tomi at 09:54Comment(0)歩行者の安全・事故

来年2018年用の交通安全年間スローガン

来年2018年用の交通安全年間スローガンが発表されています。
スローガン募集事業は全日本交通安全協会と毎日新聞社が主催。

スローガンそれぞれにコメントさせていただきました。(◆印)

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【最優秀作・内閣総理大臣賞】

ぶつかるよ ながら運転 じこのもと <一般部門A>(同乗者含む運転者向け)
  ◆本当に、ながら運転はやめてもらいたいです。
   こうして全国的なスローガンにしなければならないくらい、
   ながら運転ははびこってしまっているわけですね。
  
行けるはず まだ渡れるは もう危険 <一般部門B>(歩行者・自転車向け)
  ◆行動の前に「判断」を。その際には「待てる」余裕がほしいものです。
   それにしても、クルマ社会で歩行者・自転車が求められる「緊張」
   を感じる作です。

自転車は 車といっしょ 左側 <こども部門>(小・中学生向け)
  ◆自転車は「車両」であり、「車両を運転する」という意識が必要です。
   端的に左側通行が基本であることを指摘した作なのでしょうが、
   「車といっしょ」という語に幼さを感じて、何やら不憫に思います。
   自転車運転は甘くはありません。
   ともあれ、まずは道路の左側通行実践から。

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【優秀作・内閣府特命担当大臣賞】

一杯で 消える未来と 消せぬ罪
  ◆重たい言葉です。
   どうか事後に、この句を繰り返すことになりませんように。
   飲食店の壁に貼っておくといいですね。

危ないよ スマホじゃなくて 周り見て
  ◆通行するときは、スマホは手に持たず、
   まずしっかりと、スマホをポケットやバッグにしまいましょう。
   スマホを使う時は、安全な場所に停止してから。
   スマホか通行か、どちらか片方にしましょう。

よくみせて ちいさなきみの おおきなて
  ◆これは誰に向けた言葉ですか?
   「小さな幼児」に向けているようで、
   しかしこの句を心にとめなければならないのは運転者です。

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【優秀作・警察庁長官賞】

ハイビーム 上手に使って 事故防止
  ◆本当に、上手に使ってほしいものです。
   ハイビームに照らされて目が眩む思いをしている
   歩行者や自転車のことを、忘れないで運転してください。
   安全に効果があるのは、ハイビームを照射することより
   スピードを抑えることです。

反射材 自分をアピール 防ぐ事故
  ◆まだ、死にたくはないですから。
   年輪を感じさせる落ち着いたファッションなんて、
   夕闇に沈んでしまい危ないですよね。
   まだまだ負けられません。
   なりふりかまわず、反射材ビカビカでいきましょう!

良いお手本 なれる自分が カッコイイ
  ◆子どもは「まじめ」です。
   本当は、手本にならなければならないのは大人です。
   しかし、大人が頼りにならなくなった時、子どもは起ち上がります。
   しっかりと未来を見据えて、いい大人になろうと決意した君は、
   本当にかっこいいです。

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【優秀作・文部科学大臣賞】

とうげこう おしゃべりはみだし あぶないよ
  ◆子どもは「まじめ」です。
   きちんと並んで黙々と、学校をめざして歩いていくのですね。
   おじさんが小学生の頃は、通学路に色々な面白い事がありました。
   キーキーおしゃべりして、ゲラゲラ笑って行きました。
   鬼ごっこしたり、じゃんけんしたりしながら行きました。
   振り回すのに丁度いい木の枝が落ちていないかと、
   探しながら行きました。
   おじさんたちは楽しい思いをしたのに、
   君たちはただ歩かせてしまって、ごめんなさい。

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交通安全年間スローガン (毎日新聞2017年11月25日 東京朝刊)
https://mainichi.jp/articles/20171125/ddm/012/040/060000c